【EC事業者必見】自社ECにeギフトを導入できるサービス「AnyGift」とは?

EC運営をされている方であれば、現在新しいギフトの贈り方として注目されている「eギフト」を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

住所を知らない相手でも、SNSを通して手軽にギフトを贈れることが特徴の「eギフト」ですが、「自社ECに導入しようとするのはハードルが高そう」「社内にエンジニアがおらず難しそう」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方におすすめなのが、eギフトを自社ECに導入できるサービス「AnyGift」。この記事では、AnyGiftの概要・機能や、導入することで事業者が得られるメリットなどをご紹介していきます。

 

「AnyGift」はどんなサービス?

AnyGift

AnyGiftとは、自社ECに簡単にeギフト/ソーシャルギフト機能を組み込むことができるサービスです。2022年のサービススタート以来、すでに累計500以上のブランドが利用しています。

自社ECにタグを一行埋め込むだけでeギフトを導入できるので、高度なエンジニアリング知識がない方でも手軽にeギフトを始めることができます。

AnyGiftで実現できる「eギフト」とは

AnyGiftを自社ECに導入することで実現できる「eギフト」とは、相手の住所を知らなくても、LINEやメール・SNSのDMなどでURLを共有するだけでギフトを送ることができるサービスです。

AnyGiftを導入すると、お客さまはECサイトの「商品ページ」または「カートや決済手前のページ」で、

  • 配送先を指定して贈る
  • eギフトで贈る

のどちらかを選択できるようになり、「eギフトで贈る」を選択して購入された場合、購入完了後にeギフト受け取り用のURLが発行される、という仕組みです。

▼AnyGiftを導入した場合の表示イメージ

eギフト選択

 

AnyGiftを使ったeギフト購入から受け取りまでの流れ

eギフトの受け渡しは、具体的には以下のような流れで行われます。

<ギフト購入者>

eギフト_贈り手

  • 「eギフトで贈る」を選択して商品を購入(この時、お相手の住所の入力はしない)
  • eギフト購入後に発行されるURL等を、LINEやメール・DMでお相手に送付

 

<ギフト受け取り者>

eギフト_受け取り手

  • ギフト購入者から受け取ったURLを開き、受け取り住所を指定
  • 配送されたギフトを受け取る

 

eギフトサービス「AnyGift」の特徴

AnyGiftの主な特徴は3点あります。

  • 自社ECへのeギフト導入が、かんたんに実現できる
  • ギフトを受け取った方向けのマーケティング機能が備わっている
  • 通常の商品をeギフトで贈るだけではなく、カタログギフトのような「選べるギフト」が販売できる

それぞれ詳しく説明していきます。

特徴①:自社ECへのeギフト導入が、かんたんに実現できる

AnyGiftはタグを一行埋め込むだけ

これまでは、自社ECにeギフトを展開しようとすると、自社開発をする以外の選択肢がほとんどありませんでした。

しかし、少し前にも触れた通り、AnyGiftであれば自社ECに「タグを一行埋め込むだけ」で良く、開発コストをほとんどかけずにeギフトを導入することができるのです。

また、自社ECでeギフトを取り扱うため、モール出店とは異なり、商品登録や在庫管理等を複数のシステムで行う必要がないのも事業者にとっては嬉しい特徴だと言えるでしょう。

特徴②:ギフトを受け取った方向けのマーケティング機能が備わっている

メルマガ登録ボタン

さらに、AnyGiftでは、これまでアプローチの術がなかった「ギフトの受け取り手」に向けたマーケティング機能が存在しています。

eギフトのURLを受け取ったお客さまは、受け取り住所を入力する際に「メルマガを登録するかどうか」を選択することができます。

ここで、「登録する」としたお客さまは、自社の顧客リストに登録されるため、その後直接メールマガジン等でアプローチすることが可能になるのです。すでに一度ギフトで商品を体験しているお客さまなので、その後のリピート購入が期待できます。

特徴③:通常の商品をeギフトで贈るだけではなく、カタログギフトのような「選べるギフト」が販売できる

また、AnyGiftではオンラインストアで販売している商品をeギフトで贈ること以外に、eギフト専用の「選べるギフト」を展開することもできます。

選べるギフト

「選べるギフト」とは、カタログギフトのように、eギフトを贈れるサービス。

贈る方はお相手の好みや状況がわからなくても安心して贈れ、「選べるギフト」を受け取った方は候補の中からご自身で好きな商品を選ぶことができるため、贈り手・受け取り手の両方にメリットがあると言えます。

「お相手の好みが分からない」「サイズが分からない」といったギフト購入者のお悩みを解消できるため、食品や雑貨・アパレル商品を扱っている事業者さまに特におすすめの特徴です。

 

「AnyGift」を利用して自社ECへeギフトを導入することで得られるメリット

AnyGiftを導入することで得られるメリットは

  • 「eギフトで贈りたい」お客さまによる新規購入増加
  • 既存のお客さまのリピート購入の増加
  • ギフトを受け取ったお客さまの購入増加
  • 受け取り拒否や長期不在に対する対応工数の削減

の4つが挙げられます。ひとつずつ詳しくご紹介します。

メリット①:eギフトがあることで、新規お客さまからの購入が増加

ギフトを贈ることを考えている方の中には、「eギフトで贈れるブランド・商品を探している」という方が一定数いらっしゃいます。

そのため、自社ECがeギフトを導入することによって、これまで自社ECを利用したことがないお客さまが初めて購入するきっかけとなり、新規お客さまからの購入が増加することが期待できます。

メリット②:既存のお客さまがeギフトを利用することで、リピート購入の増加

すでにファンがついているブランドであれば、eギフトの導入によって、リピート購入が増え、LTVの向上にも寄与します。

これは、eギフトは通常の配送ギフトに比べて手軽に・すぐに利用してもらえるため、

  • 住所を聞くほどでもないが、ちょっとしたお礼にギフトを贈りたい
  • 友達が誕生日なことを当日になって思い出した

という場合に、これまではLINEギフト等を贈っていたお客さまに、自社ブランドを選んでもらいやすくなるためです。

メリット③:ギフトを受け取ったお客さまによる、新規購入の増加

eギフトを受け取った方が購入

また、特徴②でもあげた通り、AnyGiftではギフトを受け取ったお客さまに向けてのマーケティング機能が存在しています。

そのため、直接メールマガジン等で「未購入だがギフトを受け取ったことがあるお客さま」にアプローチできるようになります。

商品の良さをギフトで体感したことで、

  • ギフトでもらった商品が美味しかったから、自分用に買いたい
  • 出産祝いでもらった商品がよかったから、似たものを友人の出産祝いに贈ろう

などと思った時に、直接アプローチをかけることができていれば、自社ブランドを選んでくださる確率を高められるのです。

メリット④:受け取り拒否や長期不在に対する対応工数の削減

すでにオンラインストアを運営している方であれば、

  • ギフトの配送を行ったが、お届け先の方が「ギフトを届くこと」を知らず、受け取り拒否をされてしまった
  • ギフトのお届け先の方が長期不在で、届けられずに戻ってきてしまった

という事象を一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

eギフトであれば、ギフトの受け取り主自身でお届け先住所を入力するので、ギフトが届くことを認知しています。また、AnyGiftでは受け取り手自身で日時指定をすることが可能なので、ギフトを確実にお届けできるようになり、手戻りによる対応工数を削減することができるのです。

 

「AnyGift」の機能一覧

eギフトサービス「AnyGift」の機能は以下の通りです。

  • eギフト機能の導入
  • eギフト商品の設定(全てをeギフト対象にするor個別設定)
  • eギフト専用送料の設定
  • eギフト受け取りURLの発行
  • eギフト受け取り忘れ防止リマインドメール
  • デジタルメッセージカード機能
  • ギフトラッピング機能
  • ギフトデータ一覧機能
  • eギフト受け取り手向けのマーケティング機能
  • 好きな商品を選択できる「選べるギフト機能」(カタログギフト機能)
  • 複数配送先eギフト機能
  • ギフトを受け取る方が配送日時を指定できる機能
  • eギフト受け取りURLやメールアドレスのドメインのカスタマイズ
  • 各種OMS/WMSとの連携

 

eギフトを自社に組み込むことはもちろんですが、それに付随して、ラッピング設定を行ったり、OMS/WMSとの連携ができる機能が備わっています。

 

eギフトサービス「AnyGift」の導入方法・費用

「AnyGift」を自社ECに組み込むための方法は主に、以下3つのステップに別れています。

  1. AnyGiftを自社ECに組み込み
  2. eギフト商品の設定
  3. eギフト表示場所の設定

利用しているカートやECシステムによって、導入までにかかる日数は異なりますが、最短当日からeギフトの展開が可能です。

なお、eギフトサービス「AnyGift」の利用料金は、利用しているカートや、提供機能のうちどこまでを利用したいかによって異なります。そのため、料金については直接お問合せください。

 

「AnyGift」の利用事例

最後に、実際にAnyGiftを利用して自社ECにeギフトサービスを組み込んでいるブランドを5つご紹介します。

PAUL & JOE 公式オンラインストア|化粧品・雑貨

PAUL&JOE

PAUL & JOE 公式オンラインストアでは、全ての商品をeギフトで贈ることができます。

また、PAUL & JOEを象徴するようなイラストのデジタルカードを用意することで、ブランドのファンの方に使っていただきやすいような工夫がされています。

▼PAUL & JOE 公式オンラインストアはこちら
https://www.paul-joe-beaute.com/ 

▼PAUL & JOE 公式オンラインストアのeギフト詳細はこちら
https://www.paul-joe-beaute.com/pages/e-gift

蝶結び|フルーツ

蝶結び

フルーツギフト専門店「蝶結び」では、前述した「選べるギフト」も展開されており、「苦手なフルーツが送られてきてしまった」という事態を避けることが可能です。

また、eギフトでは受け取り手自身で配送日時指定ができるため、新鮮なフルーツが傷んでしまうリスクが少なく、冷蔵庫のスペースを確保するなどの準備もできるようになっています。

▼蝶結びのオンラインストアはこちら
https://www.retrospect.co.jp/

▼蝶結びのeギフト詳細はこちら
https://www.retrospect.co.jp/blogs/notice/220630

BAKE|スイーツ

BAKE

PRESS BUTRER SANDなど、複数のスイーツブランドを展開するBAKEのオンラインストアでは、全ての商品をeギフトで贈ることができます。

▼BAKEのオンラインストアはこちら
https://bake-the-online.com/

▼BAKEのeギフト詳細はこちら
https://bake-the-online.com/pages/egift

クランド|お酒

クランド

オンライン酒屋のクランドでは、一部の商品を除き、ほとんどの商品がeギフトの対象です。

クランドでは、商品ページではなく、カートページで「eギフトで贈る」を選択することができます。

▼クランドのオンラインストアはこちら
https://kurand.jp/

▼クランドのeギフト詳細はこちら
https://kurand.jp/pages/egift

LIFFT|お花

お花のオンラインストア「LIFFT」では、前述した「選べるギフト」も展開されており、受け取り手が自分の好みの花束を受け取ることもできます。

▼LIFFTのオンラインストアはこちら
https://lifft.jp/

▼LIFFTのeギフト詳細はこちら
https://lifft.jp/pages/egift 

 

まとめ

今回は、現在注目されているeギフトを自社ECに導入できるサービス「AnyGift」について、概要やメリット、導入方法、具体的な事例などをご紹介してきました。

eギフト市場は今後も拡大が見込まれており、さらにたくさんの人がeギフトを利用してギフトを贈るようになることが想定されます。自社商品がギフトとして選ばれるためにも、AnyGiftを利用して自社ECにeギフトを導入してみてはいかがでしょうか。

AnyGiftについてより詳細を知りたい方は、ぜひ以下をチェックしてみてくださいね。

▼AnyGiftのサービスサイトはこちら
https://anygift.jp/

▼AnyGiftの資料請求はこちら
https://anygift.jp/request

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